陰陽師と伝統と今の存在意義

陰陽師は最近では映画や小説やアニメで、占いの世界の中では、非常に恵まれた人気が出てきました。エンターテインメントの利用で、イメージが非常に良くなっているということですが、それも現代的な陰陽師の変化のひとつで、運が良いということでは、占いに欠かせない運勢をよくするということを、自分で行っているということでもあるのでしょう。その点でも他の占いとは違って、伝統もあり、歴史も古いので、今までのデータも利用でき、またインターネット社会ですので、それらのデータから新しい内容も付け加えることで、昔の陰陽道から脱皮したということも言えるのかもしれません。しかしなかなか面白いということも言えます。占いということでは、精神的に支えるという面が大きいのでしょうが、その点も伝統があり、最近の胡散臭い占い方法とは一線を画するので、信頼ができやすいということが言えます。

陰陽師と国家の守護と民衆

陰陽師はもともと国家機関でしたので、国家をいかに安定させて、発展させるかという政治の分野にも関わり、またそれらの国家を、神や仏に守ってもらうという性格もあったので、生まれた時から非常に有利な立場に立っていたということになります。そうなると民主の見方も違ってきて、単に路上で占っている占いとは違い、国家が信頼しているという既成事実があるので、効果ということでも他の占いとは全く別物というイメージが出来上がってきたということになります。今もビジネスではイメージ戦略が必須ですが、それをインターネットもテレビもない時代から、着々と整えてきたということは、非常によく理解している陰陽師たちだったということになります。他にも成功例では伊勢神宮なども、昔から宣伝を非常に重視してきて、今に至るということで有名ですが、陰陽師も同じように歴史を通してそれをなしてきたということになります。

陰陽師のカリスマ性と魅力

陰陽師は、その性格上カリスマ的なイメージを持つことになるのは、宿命的なものですが、陰陽師の歴史でもカリスマ性を持った人物が輩出して、その中で発展してきたということがあります。人間中には生まれながらに、超常現象を体験したり、力を発揮したりする人たちがいて、今でもそうですが、そのような人たちは、その時代の権力に結びついて発展していきます。当時は平安貴族の有力者たちで、でいるだけそれらの有力者は、力の強い陰陽師などや超能力者のような人々を囲い込んだようで、それも陰陽道が科学から占い関係の方面に変化していった理由ということになります。賀茂家や阿部家がそうですが、その後の土御門家もそうなります。そしてその後は上級貴族にもなりながら今に至るということですが、非常にカリスマ性を利用した成功例でもあります。また実績もあったからこそ、今まで続いてきたということもあります。